豆知識

脳卒中

脳出血

特徴

脳の細い血管が破れて、脳内に出血する病気で、血圧の高い人に多く起こります。頭痛、嘔吐、めまいなどの前ぶれがある場合と前兆なく突然起こる場合とがあります。手足が麻痺するほか、大きないびきをかきながら、昏睡状態に陥るなどの意識障害を伴うこともあります。脳出血は、日中に起こる事が多く、入浴中や用便時、急に寒い場所に出た時なども注意が必要です。

原因

最大の原因は高血圧です。高血圧が続くと血管が徐々にもろくなっていきます。そこへ、血圧が急に上昇するようなきっかけが加わったとき、血管が破れ、脳出血が起きてしまうのです。

治療法

脳出血か脳梗塞かを判別するために、『頭部CT検査』をはじめとする精密検査を行います。検査結果が脳出血だった場合には、手術や吸引といった外科療法で血腫を取り除きます。また、血圧を下げる薬、脳浮腫を抑える薬などによる薬物療法も行われます。

脳梗塞

特徴

脳梗塞は、血の塊(血栓)が脳血管をつまらせて、血流を止めてしまい、脳の機能が損なわれる病気です。脳梗塞には、『脳血栓』と『脳塞栓』の2種類があります。脳梗塞の前兆として、『一過性脳虚血発作』が見られる場合もあります。これは、片側の手足が軽くマヒする、片目の目がかすむ、急にろれつがまわらなくなるなどの症状が一時的に起き、数分から数時間後にはその症状がおさまってしまうのが特徴です。

原因

脳血栓は、動脈硬化が原因です。脳塞栓は、心臓弁膜症、心房細動(不整脈の一種)などによって発病します。

治療法

血栓を溶かす『血栓溶解剤』、新たな血栓を防ぐ『抗凝固剤』などを中心とした薬物療法が行われます。

くも膜化出血

特徴

脳動脈瘤が破裂して出血するのが『クモ膜化出血』です。クモ膜化出血は、突然、強烈な頭痛と吐き気が襲ってくるのが大きな特徴です。10分ほどで、昏倒し、意識を失ってしまう事があります。重症の場合には、そのまま突然死してしまうこともあります。発病年齢は、50歳代が多く、脳出血等とは違い半身マヒや言語障害などは起こらないことが多いのも特徴です。

原因

脳動脈の破裂によって起こることがほとんどです。そのほか、『脳動静脈の奇形』によって起こることもあります。

治療法

出来るだけ早く手術を行うことが基本となります。

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